農業・林業への被害を防ぐために
適切なモグラ対策をしましょう
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モグラは地中に巣を作り、主にミミズを食べながら、通路を移動して生活しています。
モグラは野菜などの農作物は食べませんが、ミミズが沢山いる畑は格好のエサ場です。
そのため畑を掘り進み、農業においては農作物の根っこを掘り返して被害を与えます。
また、そこからネズミが入ってしまうと、農作物を食べられる二次被害も発生します。
モグラの被害を防ぐには、捕獲器による捕獲や駆除、においや音による撃退が有効です。
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もぐら目もぐら科全種は、農業又は林業の事業活動に伴い、やむを得ない場合のみ、環境大臣又は都道府県知事の許可なく捕獲・採取が認められています。（つまり、例えばモグラにより農業への被害があった時は許可なく捕獲が可能です）
それ以外の理由でモグラの捕獲等を行うことは『鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律施行規則』により禁止されていますので、規則をご確認のうえで対策をたててください。
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律施行規則のもぐら目もぐら科全種に関する取扱いについては、第十二条、第十三条を参照してください。
モグラはいったん撃退しても、撃退効果の薄い箇所を狙って侵入してくることがあります。
守りたい範囲がある場合は、その区画全体を取り囲むようにして撃退の対策をしましょう。
また、一匹だけではなく、複数のモグラが地中を掘り進み、被害を与えることもあります。
そのような場合は、専用の捕獲器などを利用して、一匹ずつ確実に駆除する方法が有効です。