モグラは普段見かけることはあまりありませんが、地中には沢山住んでいます。
夜行性なので日中は姿を見せませんが、罠などを仕掛けておけば捕獲も可能です。
中には、そのモグラをペットとして飼育したいという方もいるかもしれませんが
モグラは基本法律で捕獲は禁止されていますので、ペットとしての飼育はNGです。
もぐら目もぐら科全種は、農業又は林業の事業活動に伴い、やむを得ない場合のみ、環境大臣又は都道府県知事の許可なく捕獲・採取が認められています。（つまり、例えばモグラにより農業への被害があった時は許可なく捕獲が可能です）
それ以外の理由でモグラの捕獲等を行うことは『鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律施行規則』により禁止されていますので、規則をご確認のうえで対策をたててください。
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律施行規則のもぐら目もぐら科全種に関する取扱いについては、第十二条、第十三条を参照してください。
モグラは許可をとればペットとして飼育できるの？
モグラを捕獲、ペットとして飼育することは、鳥獣保護管理法によって禁止されています。
モグラが農業や林業に被害を与えた場合のみ、許可なく捕獲や退治を行うことができますが
飼育したいというり理由で、モグラを勝手に捕まえて飼育することは法令違反となります。
もし農業や林業への被害以外の理由で、モグラを捕まえたい、退治したいということなら
都道府県や市区町村などの自治体から特別な許可をいただいたうえで行う必要があります。
以下の動画は保護したモグラの生活の様子ですが、自治体に許可をいただいているそうです。
モグラを飼育したいと考えている方は、まずはお住いの自治体に可能かどうか連絡してみましょう。
モグラををペットとして飼育する際の餌は？
先ほどの動画の例のように、自治体に許可をもらえればモグラを飼育することができます。
しかし動画の概要欄に記載がありますが、再放獣しないようにと指導をうけているそうです。
また、同じく概要欄に説明がありますが、モグラは12時間程度何も食べないと餓死します。
動画の中ではコオロギを与えていますが、野生のモグラはミミズなどを餌として食べています。
そして実際にペットとして飼育するとなったら、餓死させないために餌代が非常にかかります。
そのためモグラは飼育には向かない動物です。ですが自治体に許可を貰えれば飼育は可能です。
モグラを捕獲するには、ペットボトルで捕獲する方法や専用の捕獲器を使う方法があります。
モグラを傷つけずに保護したいということであれば、穴に落とす自作の罠などがおすすめです。
